有象無象の雑記

twitterで書けない、書き切れない日々感じたことの文面を投稿していこうかと

2/21-23

仕事に関してはひたすらに時間がない!でしかない。

時間の可処分の仕方が下手なんでは?というのは思うことではあるのですけれども……。

 

今日は川崎の地下街でずっと気になってた鶏飯と雲呑のお店で食べて(美味しかった!)から、映画を二本ほど。

 

 

ウルトラマンデッカー最終章

他作品からの客演やお祭り要素がかなり控え目にされていることで、デッカー単体の物語としてスッキリした出来に。

ともすれば地味なお話になってしまうし実際そういうところもあるよな、というところではあるんだけれども、デッカーやガッツセレクトの面々が進んでいって、未来へと向かって航海を始めるお話としてはすごく完成度が高かった。

後は宇宙人の目的とかやってたこととか、その配下の宇宙人の面々を見ていると、ウルトラセブンを意識してたのかなあ。

あと新規登場の怪獣(ギガロガイザ)のデザインカッコよかった。あのデザインで操演ギミックもいくつかあって重そうに見えるのに、割と軽快に動くところはどうなってるんだ!?ってなった。

 

 

アントマン&ワスプ クアンタマニア

単純なお話の流れとしてはこれまでのフェイズ4の流れを汲んでフェイズ5の軸となる敵を出して、というところかな。

それでちゃんと面白い出来にしてきたんだから、相変わらず高い水準のお話だなとは思う。

ただ一点気になるのは、見終わってすぐにはそう思わなかった俺もよろしくないんだけど、ここまでディズニー(MCU)があれだけポリティカルコレクトネスとかダイバーシティ&インクルージョンとかを前に押し出した映画を作ってきているのに、その上での今作のヴィランの一人のモードックの扱い。

確かに一作目で酷いことをやって因果応報とも言える扱いで退場したのでそういうコメディ的な出し方をするというのは物語上での筋は通ってるかもしれない。

彼は原典コミックの大半でも今作(MCU)世界観でも、(恐らくは)後天的に身体障害者にされ、前作後半以降での挙動を見ていると何らかの理由で精神疾患を患っている登場人物であって、それを笑いものにしたり無碍に扱ったりするのはどういうことなのかな?という。

なんというか、強い男性白人がそうなったのだから笑いものにしてもよい、という考え方だとすれば、それは弱い物イジメを他の方向に転嫁しているだけで、キチんとしたポリティカルコネクトレスやダイバーシティインクルージョンの考え方じゃない。

 

映画自体は面白かったのに、そういうところがとても気になった。

MCUは基本的に好きなんだけど、最近の作品で見え隠れしてた歪みが見えちゃったかなあ、って。