こういう素敵なことがあるのならばもっと告知を広げて人を集めるべきだろう。
なんのためのJリーグ事務局で、なんのためのJFAなのか。そういう憤りが強くなる。
それはそうとして、基礎技術が高いクラブがこんなところで見られたのはとても嬉しいこと。
今度は日本のクラブが平和になったドネツクアレナで試合が出来るような日々がやってくれば嬉しい。
試合自体は基礎的な技術が非常に高いシャフタール・ドネツクがコンディション悪いながらもボールをカッチリ保持して5-4の固いブロックを敷く福岡をどう崩すか、という内容。
それでも少しでも隙を見せれば裏やサイドチェンジをどんどん狙ってくるのは純粋に面白いフットボールを見られたと思う。
福岡も今年殊勲の活躍をした山岸、井手口、奈良、グローリ、三國といった主力が出ていないにも関わらず、守備でしっかりと奪い、金森や亀川を中心としたカウンターからの厚みのある攻撃は流石。
重ね重ねだけれども、これだけの面白い試合を新国立競技場でやって、平日の夜だという悪条件ではあるものの観客数2万人割れだったのは素直に憤りすら感じる。
俺ですらフロンターレからのダイレクトメールでこういう試合があることを金曜か土曜の夜に知って、というくらいだったので、いかに広報が出来ていなかった、ということ。
そこは福岡さんがやってこなかった、というところもなのだろうけれど、試合の趣旨を考えれば、J事務局やJFAは、秋春制への移行のアピールとか以外でも、もっとやるべきことがあったはずだ。